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IBM 1440データ処理システムはIBM社が1960年代前半に世界的に販売した、トランジスターを使った第2世代の中小型商用IBM 1400シリーズの一つで、磁気ディスクを主要媒体に使ったコンピューター・システムである。当時輸入制限下にある日本でも、日本IBMにより国産化が行われて、広く使われた。 == 概要 == IBM 1440データ処理システムは1962年11月に米国で販売開始され、その後世界的に広く使われて、1971年11月に販売中止されている。IBM社が1960年代前半に世界的に販売した、トランジスターと磁気コアメモリを使った第2世代の中小型商用IBM 1400シリーズの一つで、IBM 1440は磁気ディスクを主要媒体とするコンピューター・システムで、入出力にはIBMカードとプリンターであった。 機種構成は次の通り。 * IBM 1441 中央演算処理装置(CPU) * IBM 1447 コンソール(Operator's Console) * IBM 1442 カード読取り・穿孔(さんこう)装置 (Card Reader/Punch) * IBM 1443 印刷装置(Printer) * IBM 1311 磁気ディスク駆動装置(Magnetic Disk Drive) :IBM 1316ディスクパック(1つにつき200万文字を収容)が使えた IBM 1400シリーズは、コンピューター内部では1文字が6ビット構成のBCDコード(二進化十進法)が使われた。プログラミング言語は、IBM 1440用にはアセンブリ言語のオートコーダー(Autocoder)が標準で用意され、 COBOLやFORTRANなどはIBMのユーザー団体のシェア(SHARE)などに登録のあるものをIBMが配布代行をしていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「IBM 1440」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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